本を読むときに、テキストに蛍光ラインや赤線を引いてきました。
でも、引いただけで、そのまま放置されていました。
せっかく、そのときに何かを感じて引いた蛍光ライン・・・
そんな蛍光ラインたちをときどき、ここに書き写して行く事にしました。
でも、引いただけで、そのまま放置されていました。
せっかく、そのときに何かを感じて引いた蛍光ライン・・・
そんな蛍光ラインたちをときどき、ここに書き写して行く事にしました。
2. 『大暴落 1929』p277 ジョン・K・ガルブレイス
投機ブームは、大なり小なり免疫作用をもつ事を付け加えておこう。投機ブームはいずれ必ずしぼみ、そうなれば自動的に投機に必要な条件は成り立たなくなる。つまり一度投機ブームが発生すれば、しばらくは起きないと考えてよい。時が過ぎ記憶が薄れるにつれて免疫は弱まり、ブーム再発の条件が整う。大恐慌直後の1935年であれば、アメリカ人はどれほど誘惑されても投機の大冒険に乗り出そうとはしなかっただろう。だが、55年にもなれば、可能性は大いにある。
歴史から学ぶことは大切だと解っていても、実際に痛い目にあってないと、リスクをリスクと感じる事ができないようです。これは、自然災害に対しても、戦争や紛争においても、同じ原理が働いている。