本を読むときに、テキストに蛍光ラインや赤線を引いてきました。

でも、引いただけで、そのまま放置されていました。

せっかく、そのときに何かを感じて引いた蛍光ライン・・・

そんな蛍光ラインたちをときどき、ここに書き写して行く事にしました。

10. 『ザ・サーチ』p259 ジョン・バッテル (日経BP)

それではニュース産業はどのようにして、この『深い裂け目(キャムズ)」を乗り越えて、検索主導の世界に生き残ることができるのだろうか。残念ながら私には妙案は無い。しかしニュース産業もサイトを開いてみて、これまでのニュース提供モデルではウェブ時代のサイトに適合しない事に気づき始めている。
一方通行で自己閉鎖的なサイトなどは、もはや相手にされない。評論や分析が無意味というのではなく、ビジネスモデルそのものに問題がある。今日のニュースの生態系で最大の過ちは、対話を拒否することにある。エコノミストもウォールストリート・ジャーナルもそうだった。


検索エンジンで検索しない日があるのだろうか? というほど、私などはどっぷりと浸かっている。得られる情報は確かに玉石混交だけど、昔みたいに大手マスコミによって選別された情報にしか、接することの出来なかった時代には戻りたくない。さまざまな情報を精査、吟味して、自分でチョイスするほうが、絶対にいい。でも、大手マスコミの中の人は未だに自分たちが木鐸だと自負しているのだろうか?だとしたら、思い切り腐りきった木鐸なんじゃないの?

投稿日:2012-09-24