本を読むときに、テキストに蛍光ラインや赤線を引いてきました。

でも、引いただけで、そのまま放置されていました。

せっかく、そのときに何かを感じて引いた蛍光ライン・・・

そんな蛍光ラインたちをときどき、ここに書き写して行く事にしました。

4. 『禅のこころ 松原泰道全集２』p322 松原泰道 祥伝社







滅却心頭火自涼（心頭を滅却すれば　火自ら涼し）　「碧巌録」第四十三則「評唱」
織田信長軍によって、恵林寺が焼かれたときに、快川国師（１５８２年没）が、山門楼上で唱えて、そして、火中に身を投じたというエピソードとともに知っている人が多いでしょう。火を無理矢理涼しいと感じるのではなくて、熱さを受け入れて熱いがままに涼しいという境地が「自ら」に表現されていると、松原老師が語っている。

投稿日:2012-09-18