本を読むときに、テキストに蛍光ラインや赤線を引いてきました。
でも、引いただけで、そのまま放置されていました。
せっかく、そのときに何かを感じて引いた蛍光ライン・・・
そんな蛍光ラインたちをときどき、ここに書き写して行く事にしました。
でも、引いただけで、そのまま放置されていました。
せっかく、そのときに何かを感じて引いた蛍光ライン・・・
そんな蛍光ラインたちをときどき、ここに書き写して行く事にしました。
44. 『知っておきたい放射能の基礎知識』p204 斉藤勝裕 (サイエンス・アイ新書)
放射性ストロンチウム 自然界に存在するストロンチウムのほとんどは、Sr86(9.9%), Sr87(7.0%), Sr88(82.6%)ですが、核分裂で生じるのはSr89, Sr90です。これらはともにβ線をだします。Sr89は半減期が約50日と短いですが、Sr90は約29年と長く、危険です。
ストロンチウムは周期表で見ると、カルシウムCaと同じ2族の元素です。そのため、体内に入るとカルシウムと置き換わって骨に蓄積され、長期間にわたってβ線をだし続けるので大変に危険です。
未曾有の地震、津波による災害と原発事故から、1年と8ヶ月がたった。気を抜くと、あの原発事故のことを忘れていることがある。そして、もしかしたら、たいした被害は発生しないのではないかという願望がかなうような気がしてくる。しかし、現実はそんなに甘くないはずだ。一部の人を除いて、あまりにも、世間は放射能汚染の脅威を過小評価しているようにしか思えない。大手マスコミからの情報だけを受け身で得ているだけでは、この先、酷い目に会ってしまう。生き残りたいなら、情報は自分から求め、自分で判断するしかない。